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生産者から直接食材の良さを聞いて、とっても個性的なジェラートにしてしまう店が静岡・袋井市にありました。「お米」や「のり塩」などスイーツの枠さえ越えちゃっていて、どれにしようか迷うこと確実です。
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向かったのは、東名高速道路・袋井ICから車で約20分のジェラートショップ。
黄色のコンテナが目印の「ジェラテリア ミジェラ」です。
入ってみると、ショーケースにはたくさんのジェラートが並んでいました。見ているだけで楽しくなります。
ジェラテリア ミジェラ・長谷川舞子さん:
オープンして2年ちょっとですが、250種類以上あるんです。毎週絶対に新作を出したいと思っています
「ゴルゴンゾーラはちみつ」や「のり塩」といった超個性的な品ぞろえ。250種類以上は、スゴい数ですよね!?
値段はシングルが450円、ダブルは550円、トリプルは650円。全てカップで提供しています。
お米のジェラート「おこめ」
その中から、地元食材を使ったジェラートをオススメしてもらいました。
まずは袋井市の米農家「あぐり佐野」のお米を使った「おこめ」のジェラートです。
テレビ静岡・弦間彩華アナウンサー:
お米の粒が結構残っていて、食感もあります。粒がはじけると洋酒のふわっといい香りがします
新米を洋酒と一緒に煮てリゾットにしたものをジェラートに加えているそうです。
一つ一つ素材の味を生かすよう丁寧に手作り。味によってデザインの異なるカップもかわいいですよね。
3回こしてうま味凝縮「甘々娘」
中でも人気はトウモロコシ。森町にある田中農園の「甘々娘」をぜいたくに半本分使っているそうです。
口に入れる前からトウモロコシの香りがふわっと来ます。うま味が凝縮したジェラートでした。
ジェラテリア ミジェラ・長谷川舞子さん:
甘々娘は糖度があるので、トウモロコシの甘さをすごく感じると思います。それが人気の理由かもしれません。朝採れの甘々娘を火を入れて3回こすんです。最初はサラサラして甘味だけですが、3回目はドロッとこくが出てきます
そして新作は“白いとうもろこし”、こちらも田中農園のロイシーコーンを使ったジェラートです。
“しろい”と“おいしいから”からロイシーという名前に。粒が感じられ、後味サッパリです。トウモロコシ半本分がジェラート1カップに使われています。
地元食材を生かしたジェラート
長谷川さんは農家と直接やり取りし、地元食材を生かしたメニューを開発しています。
掛川市にある渡辺農園のイチゴを使ったのは「ストロベリーみるく」。
同じく掛川のしょうゆメーカー栄醤油の「栄醤油 メープルナッツ」もあります。
長谷川さんは、多くのメニューが作れるのも生産者のおかげだと言います。
ワンコのジェラートも3種類
パワフルな長谷川さんは、ワンちゃん用のジェラートも作っちゃいました。
店舗価格は1個550円。種類は「やぎミルク」「いちごみるく」「甘々娘」の3つです。
ミジェラのジェラートは、店舗の他、新東名・遠州森町PAでも購入することができます。
暑さも本番、ジェラートでひんやりしながら、地元食材を味わってみてはいかがでしょうか。
■店名 ジェラテリア ミジェラ
■住所 静岡県袋井市浅羽1209-6
■営業時間 11:00~17:00
■定休 月・火
■問合せ 070-9010-9995
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